超合金買取り専門店グリスタ

コン・バトラーVについて

2020.6.8

超電磁ロボコン・バトラーV（ちょうでんじロボコン・バトラーブイ）は、
1976年4月から1977年5月にかけて放送されたテレビアニメです。
ファンの間では『コンV』と呼ばれて親しまれてきました。

コン・バトラーVのデザイン、ひいてはコンセプトは
あの有名アニメ『ゲッターロボ』から大きく影響を受けています。
ゲッターロボでは再現出来なかった作中での
三機のロボットによる合体をふまえ、玩具上でも
アニメのように合体や分離が可能なロボットが
作り出されたのがこの作品でした。

番組放送中にポピニカより発売後、番組終了後の
1982年の海外展開に伴い、ポピニカから最初に発売されたものより
一回り小さいながらも、ほぼ同じデザイン・合体とより洗練された
プロポーションを再現し、強度不足を解消した
DX超合金『電磁合体コン・バトラーV』が発売されました。

また、放送から23年経った1999年にはアニメに忠実なデザイン・合体を
再現した超合金魂が発売され、さらに10年を経た2009年には
超合金魂のリニューアル版が発売されました。
2009年版の発売時には5機のマシンを収納できる大型基地
「南原コネクション」の模型も限定品として通信販売され、
2017年にはDX超合金魂が発売されました。

●「超合金魂」シリーズについて

「超合金魂」シリーズは以前の「超合金」ブランドと比較して、
高年齢層のための高価格化が大きく印象付けられています。

それまでの「超合金」シリーズの対象年齢はアニメに
親しんでいることの多い低年齢層を狙い3歳以上とされていましたが、
「超合金魂」シリーズは対象年齢が15歳以上となり、
価格も高くなりましたが、その分各部の意匠が精巧な出来となっています。

とくに、ロボットの変形機能の再現性には眼を見張るものがあり、
「超合金」シリーズで課題となっていたテレビで見た合体や
変形シーンそのままの再現が現代の最新技術によって可能となりました。

パーツの再現のために尖っている部分や薄いパーツが
使われていることもあり、対象年齢が１５歳以上となっています。

金属部分のパーツはダイキャストと呼ばれる金属成型の技術を使い、
金属の重厚感を合せ持つ繊細なパーツを作り出しています。
材料となる金属はもちろん、金型の製作にも拘っているため
流通価格はかなり高めですが、その分クオリティは文句無し。
中古の取引市場でも高値で売買されています。

●超合金魂コン・バトラーVについて

この超合金魂の4つ目の機体として現在に蘇ったのが
超電磁ロボコン・バトラーV。
原作となったアニメは1967年から放送が開始され、
実際に合体・分離が可能なロボットの造形がコンセプトとなっていました。

今回のDX要素も「変形合体シーンの完全再現」とされており、
ファンにはおなじみの「コンバインオッケー！」の掛け声から始まり、
合体完了の「コン・バトラーV」までの一連の音声が
変形合体と共に連動し、テレビの向こう側で起こっていた
いつもの合体シーンが自身の手元で再現することができます。
5機の機体が実際に変形し、一体の大型ロボットとなって
立ち上がるのはまさに圧巻です。

さらに、合体後の形態に合わせた4種の手首と8種の武器が付属しており
戦闘シーンも完全再現が可能となっています。
「合体」を重視しているため、無理矢理な可動はお勧めしないと
うたってはいるものの、武器を構えた攻撃シーンの再現時の躍動感は
素晴らしい完成度であり一見の価値があります。