バンダイの『GD-03 DX超合金 ゴッドライディーン』を売って頂きました！

 

フェードイーンする勇者ライディーンではなく、１９９６年に地上波で放送されたアニメ、『超者ライディーン』 に登場するのが『ゴッドライディーン』です。知ってる方居られますかね？

まあ、いつもの様に原作作品の説明からしていこうと思います。

 

超者ライディーン

『超者ライディーン』は、1996年から1997年にかけてテレビ朝日系列で放送されたロボットアニメで、原作は『勇者ライディーン』ですが、ライディーンというロボットが登場する以外共通点は有りませんｗ『勇者ライディーン』は1970年代に放送され、伝説的なスーパーロボットアニメの一つでしたが、『超者ライディーン』はその世界観を現代的な設定に置き換え、若者向けの要素を強調しています。『新機動戦記ガンダムW』『鎧伝サムライトルーパー』や『勇者指令ダグオン』などのようにタイプの異なる複数の美形男性キャラクターを登場させ、従来からの男性ユーザーだけではなく女性ユーザーからの支持も狙った作品で、アイドル的な魅力を持つキャラクターたちが登場し、ロボットアニメの枠を超えた多面的な魅力を持った作品になっています。

物語は、地球に隕石が落下したことから始まります。この隕石はただの自然現象ではなく、地球外からの脅威であることが徐々に明らかになっていきます。そんな中、五人の少年たちが地球を守るために「ライディーン」と呼ばれる機械生命体と一体化し、戦士として戦うことを余儀なくされます。このライディーンたちは、かつての『勇者ライディーン』で登場したロボットの名前と同じですが、デザインや設定は一新されています。各キャラクターは異なる個性を持ち、それぞれが自分の過去や感情に悩みながらも、共に力を合わせて敵に立ち向かいます。

当初は５人の少年が鳥をモチーフにした姿に変身するので、ライディーンではなくガッチャマンなのでは？ｗと言われたりもしていましたが、『超者ライディーン』は、ロボットバトルだけでなく、キャラクター同士の成長や友情、葛藤が描かれている点が特徴です。特に主人公たちは、アイドルとしての顔を持ち、日常ではステージで歌い踊る姿を見せる一方で、戦士としての厳しい任務もこなすという二面性を持っています。この設定は、当時の視聴者層であるティーンエイジャーに人気を博し、他のロボットアニメとは一線を画す作品となりました。

また、作中の音楽も魅力の一つで、主題歌や挿入歌は登場キャラクターたちが歌うという形で展開され、アイドル的な要素が強調されています。視覚的な面でも、華やかな演出や美麗なキャラクターデザインが取り入れられており、スタイリッシュな戦闘シーンやドラマティックな展開が視聴者を引き込みました。

『超者ライディーン』は、ロボットアニメとしての枠を超え、キャラクターや音楽、ストーリー展開の多様な要素で多くのファンを魅了した作品です。

 

ライディーン

原作のアニメ『勇者ライディーン』ではロボットの名前でしたが、この『超者ライディーン』では主人公たち、特別な力を持つ存在をライディーンまたの名を「超者（ちょうじゃ）」と呼びます。彼らは太古より超魔と戦い続ける鋼鉄の天使で、「超者降臨」の掛け声で左手に同化したゴッドフェザーによって変身。鋼鉄の翼を広げて空を飛び、鳥を模した突撃形態・ゴッドバードに変形する力を持っており、その姿は常人の眼には映らず、変身しなくても背中から翼を生やし飛行することが可能な存在です。

では、作中に登場するライディーンを簡単に紹介しておきましょう。

ライディーンイーグル

鷲崎飛翔が変身するライディーン戦士。炎の力を操る。5人の中で攻撃・防御・技・スピードの全てにおいてバランスがとれている。モチーフは鷲。

ライディーンコンドル

エース羽田が変身するライディーン戦士。大地の力を操る。5人の中で最も攻撃力に優れている。モチーフはコンドル。

ライディーンホーク

鷹城電光が変身するライディーン戦士。雷の力を操る。5人の中で最も防御力に優れている。モチーフは鷹。

ライディーンアウル

鳥飼銀牙が変身するライディーン戦士。鋼の力を操る（小説版では水の力とされている）。5人の中で最も技に優れている。モチーフはフクロウ。

ライディーンファルコン

大鳥疾風が変身するライディーン戦士。風の力を操る。5人の中で最もスピードに優れている。モチーフは隼。

ライディーンクロウ

南条一夜が変身するライディーン戦士。影の力を操る。攻撃・防御・技・スピードの全てにおいてバランスがとれている。モチーフはカラス。なお、クロウ以下THE HEARTSメンバーが変身したライディーン戦士はいずれも商品化されていません。

ライディーンアーザス

カイル・ムーンが変身するライディーン戦士。虹の力を操る。技に優れている。モチーフは孔雀。この辺からネタに尽きてきた感がｗ

ライディーンフェニックス

椿聖人が変身するライディーン戦士。炎の力を操る。防御力に優れている。モチーフは不死鳥。モチーフとしてはヒーロー向きですが、主人公向きのモチーフでもあるし、某聖闘士の印象が強く2番煎じが否めませんでしたね(^▽^;)

ライディーンダイノ

武者小路藤丸が変身するライディーン戦士。氷の力を操る。スピードに優れている。モチーフはプテラノドン。完全にネタ切れしただろうと思わざるを得無い感じでしたｗ

ライディーンブラッド

海堂忍武が変身するライディーン戦士。音の力を操る。攻撃力に優れている。モチーフはコウモリ。こちらも某ゴッサムのダークヒーローの印象が～以下略ｗ

 

ゴッドライディーン

『超者ライディーン』における主役メカ。聖創世大戦において天使ライディーン勢によって作りだされた全能の魔神。外見は『勇者ライディーン』に登場するライディーン（機体）を白銀にリペイントしたような神々しい姿。身長100m、ゴッドバード時には全長90m・翼を広げた全幅172m。

12個(実際には13個)のゾディアックオーブによって封印されており、そのボディは通常の攻撃では傷もつかず、都市を瞬く間に壊滅させる圧倒的な力があるため超魔たちによって復活を目論まれています。

操縦には巫女セイラの代わりとなる者を媒体とするが、自意識があるため必ずしも操縦者は必要としていない。が、自意識が一人歩きをし始め超魔だけでなく、意思あるもの全てを『魔』と認識してしまい、それを滅ぼそうとするという、致命的な欠陥持ちですｗ

ゴッドライディーンも『勇者ライディーン』に登場する元祖ライディーンと同じ武器である「ゴッドゴーガン」「ゴッドブレイカー」「ゴッドボイス」を装備していなすが、威力・射程・弾速その全てが桁外れに高くなっていて、視聴者の間でシャレにならないと評されるほどでしたｗ

当然ゴッドバードへも変形可能で、超魔が封じられた場所へ向かいそれを滅ぼし、初登場時には発進しただけで爆風により東京タワーをひん曲げ、関東一帯が全て更地にする破壊神ぶりを発揮しました。

 

必殺技のゴッドバードアタックは設定によれば宇宙を破壊できるほどの威力があるとの事。こんな小学低学年の子が考えた最強のロボットみたいな設定を採用した製作は少しおかしいと思いますｗ

終盤では『勇者ライディーン』における悪役「プリンス・シャーキン」をモチーフにしたライディーンS（スぺリオール）と対峙し、その後「ブラックゴッドライディーン」に変化しました。その際にはゴッドブレイカーとゴッドゴーガンでライディーンSを攻撃。大気圏外に上昇し、ゴッドバードに変形して地球の破壊を企むという第７宇宙の破壊神なみの暴挙にｗ幸いにもライディーンSが阻止、そこにきらりが現れ元の白銀色に変化し、体内に囚われた瑠璃は救われ飛翔と再会することになります。最後はきらりの命と引き換えにゴッドライディーンは封印され、きらりは役目を終えたのでした。

いや～、そのラスボスとしてのあまりにも無茶苦茶な設定から、本作はロボットアニメでは無いのにもかかわらずゲッターエンペラーや天元突破グレンラガン（超天元突破グレンラガン）に並ぶ史上最強のロボットなどといまだに評されています。ブラックライディーンの元ネタは超合金シリーズオリジナル機体「ブラックライディーン」で、オモチャからの逆輸入されたもので、こちらは漫画『ゴッドバード』にも登場しまた。

漫画版の設定では聖創世期大戦において1体で超魔を滅ぼした伝説の巨神。召喚術を行うには12個の「ゾディアック・オーブ」と「ライディーンの悲鳴」が必要で、以後召喚者の命に従う。召喚者の超魔ルーシュ・デ・モンにより1度は自爆するが、13個目「へび使い座」のオーブによって復活、復活のオーブの精「女神セイラ」からライディーン戦士鷲崎飛翔に託される。本来は「神の力」で戦うが飛翔は「人の心」のみで戦った。漫画版ではアニメのような桁外れな力は示していないものの、超魔を滅ぼす以外に「いつになるかもわからない未来の次の戦いまでライディーン戦士をゴッドフェザーへと封印する事」という役割を持っています。

 

DX超合金 ゴッドライディーン

「DX超合金 ゴッドライディーン」は、1996年（平成8年）10月2日から1997年（平成9年）6月25日までテレビ東京系にて放送されたテレビアニメ『超者ライディーン』に登場するロボット、ゴッドライディーンを忠実に再現したハイエンドな玩具です。この商品は、バンダイの「DX超合金」シリーズに属し、超合金の伝統と現代の技術が融合したモデルとなっています。

ゴッドライディーンは、古代の神の力を宿した巨大なロボットで、変形機能が特徴的です。このDX超合金版でも、その変形機構が完全再現されており、ロボット形態から「ゴッドバード」と呼ばれる鳥の形へとスムーズに変形することができます。これは、原作ファンにとっては非常に懐かしく、また新しい世代のファンにもその独特なデザインとギミックの魅力を感じさせる仕様です。

また、このDX超合金版ゴッドライディーンは、全身にダイキャストパーツを使用しており、その重量感と手にした時のずっしりとした感覚が、当時の玩具を想起させます。塗装も非常に美しく、メタリックな質感が高級感を演出しており、ディスプレイ用のアイテムとしても非常に映える一品です。特に、胸部にある「ゴッドゴーガン」や弓「ゴッドボウ」といった必殺武器も精巧に再現されており、ディテールへのこだわりが随所に感じられます。

さらに、アクションフィギュアとしての可動域も優れており、劇中のダイナミックなポージングを取らせることが可能です。これにより、ただのディスプレイモデルとしてだけでなく、実際に動かして遊ぶこともでき、当時のファンだけでなく、コレクターや新しい世代のユーザーにも楽しんでもらえるようになっています。

また、豪華な台座やエフェクトパーツも付属しており、様々な演出が可能です。劇中の名シーンを再現することができるだけでなく、オリジナルのポーズを取らせることも可能です。このように、DX超合金 ゴッドライディーンは、精密な造形とプレイバリューを両立させた、まさにコレクター垂涎の逸品と言えるでしょう。

 

 

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