メタルビルド

【METAL BUILDとは】

 

METAL BUILD（メタルビルド）とは、「機動戦士ガンダムシリーズ」をはじめとする

日本が誇るロボットアニメに登場する様々なロボットを、

著名なクリエイターの手を介してフィギュア化し、

『超合金の良さ』と『作品に応じたデザインアレンジ』を融合させた

究極のメカニックを追求する完成品トイブランドです。

このブランドは、各ロボットのコンセプトやデザインをそのままに、

さらにリアルさを追求するための工夫が施されています。

表面的な合金使用は抑えられつつも、

敢えて金属部分を露出させるデザインアレンジや

可動性を高めるための造形アレンジ、重さを感じさせる設計など

随所に超合金シリーズのノウハウが活かされています。

 

メタルビルドのメーカーであるバンダイが

1体のメタルビルドを開発するまでには

約2年の時間がかかります。

 

この期間には企画立案やデザインを考案する時間のほか、

金型から起こした500以上のパーツを使い、

そのパーツを組み立てるための400もの工程、

さらにおよそ800の工程を経る塗装・着色が含まれています。

これらの複雑な工程を経て、メタルビルドは完成します。

企画開始から完成に至るまでの膨大な時間と

手間をかけることでロボットフィギュアブランドの中でも

最高のクオリティを誇る製品が生み出されます。

 

メタルビルドはロボットフィギュアの

フラッグシップとして位置づけられ、

対象年齢は15歳以上に設定されています。

その理由の一つは、忠実な再現による

細かいパーツの使用です。

 

細部までシャープに仕上げるなど様々な工夫が凝らされていますが

その結果として小さなパーツが多く含まれるため、

低年齢層のための安全基準が満たされないことが挙げられます。

 

また、メタルビルドの購入ターゲット層は、

もともと年齢層が高めに設定されています。

 

このことからも分かるように、メタルビルドは単なる玩具以上の存在です。

日本のロボットアニメ文化を象徴するアイテムであり、

クリエイターの情熱と技術が詰まった逸品です。

一つ一つのモデルがコレクターやアニメファンにとっては、

所有すること自体が大きな喜びとなる製品です。

METAL BUILDの魅力は、緻密なデザインと高い品質、

そして実際に手に取ったときの重厚感にあります。

これらすべてが融合することで、唯一無二の価値を持つ

ロボットフィギュアブランドとしての地位を確立しています。

 

【MEATAL BUILDの特徴】

 

メタルビルドのデザインと構造には、バンダイの

高度な技術とクリエイティビティが凝縮されています。

ロボットアニメの魅力を最大限に引き出すため、

各キャラクターの特性や設定を忠実に再現しつつ

現代的なアレンジを加えることで、

よりリアルで魅力的なフィギュアを実現しています。

また、可動性の高い設計により様々なポージングが可能であり、

コレクターやファンにとっては飽きのこない楽しみを提供しています。

メタルビルドの一体一体が持つ独特の存在感と、

その背後にある職人技術の結晶は所有する喜びとともに

ロボットアニメへの深い愛情を感じさせるものです。

以下にその特徴をまとめました。

 

• 金属の質感と重量感から織りなす高級感

 

メタルビルドには、通常のフィギュアでよく用いられる

ABSやPVCといったプラスチック素材のほか、

フレーム軸としてダイキャスト合金と呼ばれる

合金が採用されています。

この合金素材は、メタルビルドに特有の

重厚感と高い耐久性をもたらし、

フィギュアの品質とリアリティを一層高めています。

 

金属を内部に使用するだけでは手に取った際に

その重さを実感することが難しいため、

メタルビルドでは見た目でも

重さを感じられるような工夫が施されています。

具体的には、金属部分を外装から露出させる

デザインにすることで、視覚的にも直に

金属感を感じられるようになっています。

 

これにより、フィギュアを手に取ったときに感じる

ずっしりとした重量感と、見た目の重厚さが相乗効果をもたらし

メタルビルドならではの独特の魅力が生まれています。

 

• クリエイターによるデザインアレンジ

 

有名クリエイターによるデザインアレンジも、

メタルビルドの大きな特徴の一つです。

 

クリエイターたちは、立体で見たときの

プロポーションの良さ、彩色、可動性などを考慮し、

イラストとして描き出します。

このイラストを基にフィギュアを製作することで、

メタルビルドならではの独自性と高品質が実現されます。

 

具体的には、ディテールの追加や細部のシャープ化、

武装ギミックの構築などが行われます。

ほとんどのメタルビルドは原作のメカニックデザインを元にしつつ、

よりリアルでスタイリッシュなプロポーションに

アレンジされることが多いです。

これにより、フィギュア全体がより

ダイナミックで迫力のあるものに仕上がります。

 

メタルビルドのフィギュアは、単なる立体物としてだけでなく、

アート作品としても評価されています。

それは、クリエイターたちの豊かな想像力と

技術が集結しているからです。

彼らの手によって再解釈されたデザインは、

原作の魅力を損なうことなく、さらに

進化させる役割を果たしています。

 

例えば、あるロボットフィギュアにおいては、

元々のデザインが持つ力強さや機能性を保ちながら

細部に至るまでの精緻なディテールが追加され、

見る者を圧倒する美しさを持つものになります。

さらに、可動部分の設計も緻密に考えられており、

自然で多彩なポージングが可能です。

これにより、フィギュアとしての楽しさや価値が一層高まります。

 

このように、有名クリエイターの手によるデザインアレンジは、

メタルビルドのフィギュアに独自の魅力を与え、

他にはない特別な存在感を生み出しています。

これが、メタルビルドが長年にわたって愛され続ける

理由の一つであり、その価値をさらに

高める要因となっています。

 

• 機体特性、造形に合わせたこだわりの彩色＆マーキング

 

「ガンダム」などのロボットや戦車、飛行機、乗用車などの

プラモデルを組み立てる、所謂モデラーの間では

塗装やディテールの追加によって

「情報量を足す」という手法が一般的に行われています。

 

これは、オリジナルロゴや模様など、

独自の表現を施すマーキングを用いることで、

デザインを引き締めたりイメージを

強調したりするためです。

メタルビルドでも同様に、細部に至るまで

彩色・塗装が施されることで

フィギュアの情報量が増し、見る人に満足感を与えています。

 

特にメタルビルドはその塗装技術の高さと

ディテールの細やかさでもその名が知られています。

 

パーツごとに異なる樹脂素材を用いることで、

塗装の使い分けが巧妙に行われ

異なるマテリアルが層を成すことで、

重厚感とリアルさが増しています。

このような手間と時間をかけた超絶的な技術によって、

見た目だけでなく、手に取ったときの触感や重さまでもが一層リアルに感じられるフィギュアが形となるのです。

 

メタルビルドに用いられる塗装方法は多岐にわたります。

ロボットフィギュアにふさわしい質感を表現するため、

デザイン元のロボットの質感に合わせて

メタリック加工などの特別な塗装技術が用いられます。

これにより、金属のような光沢や質感が再現され、

フィギュア全体がよりリアルに見えます。

 

ダイキャストパーツには静電塗装という加工が施されます。

静電塗装は塗装が均一にかかりやすく、

耐久性も高いため、フィギュアの品質を保つために

重要な技術です。

 

マーキングには細かなロゴや模様を正確に表現するために、

タンポ印刷が用いられます。

タンポ印刷は、細かいディテールを高精度で

再現することができるため、

フィギュアのデザインを一層引き立てます。

 

金属のように見せたい部分にはメッキ加工が施されます。

フィギュアの一部にはメッキ加工が施され、

金属のような輝きを持たせることで

見た目の豪華さとリアリティを生み出しています。

 

これらの塗装方法と技術の組み合わせにより、

メタルビルドのフィギュアは単なるプラスチック製品の枠を超え、

まるで実物のような存在感を持つアート作品となっています。

細部に至るまで丁寧に仕上げられたフィギュアは、

見る者を魅了し、所有する喜びを与えるものとなっています。

 

【METAL BUILDの成り立ち】

 

バンダイの公式サイトでは、日本のアニメやゲームに登場するロボットをモデルにした可動フィギュアブランド「ロボット魂」や、

機動戦士ガンダムシリーズの登場機体をテーマにした

「GUNDAM FIX FIGURATION」が「METAL BUILD」の

源流であると言及されています。

 

特に、「GUNDAM FIX FIGURATION」は、

メカデザイナーのカトキハジメ氏が手がけるフィギュアブランドで、

ガンダムシリーズの作中に登場した機体を

細かいモールドやマーキングによって再現された独特のリアリティや、

パーツの換装による機体チェンジや変形の再現性の高さや

時に大胆にアレンジされることで生まれる

美しいプロポーションが特徴です。

現在の「METAL BUILD」にはこれらの要素が受け継がれています。

 

「METAL BUILD」は、これらのフィギュアブランドから

インスピレーションを受けつつ、さらに高品質で

リアリティのあるフィギュアを追求しています。

その結果、内部にダイキャスト合金を使用し、

外装からも金属の質感を感じられるデザインを

採用するなど、独自の進化を遂げています。

 

また、有名クリエイターによるデザインアレンジも加わり、

メタルビルドならではの魅力を生み出しています。

これにより、フィギュア全体がよりスタイリッシュで

リアルなものとなり、コレクターやファンにとって

特別な存在となっています。

 

さらに近年では、「METAL BUILD」から派生した

「METAL BUILD DRAGON SCALE（メタルビルド ドラゴンスケール）」

という新たなブランドも登場しています。

 

このブランドは、さらに進化したデザインと技術を取り入れ、

「METAL BUILD」の魅力をさらに広げています。

「DRAGON SCALE」シリーズは、従来の

「METAL BUILD」の延長線上のようなブランドで、

独自のデザインコンセプトと高度な技術を駆使して

新しいフィギュアの可能性を追求しています。

 

このように、「METAL BUILD」は、「ロボット魂」や

「GUNDAM FIX FIGURATION」といった前身のブランドからの

影響を受けつつも、独自の進化を遂げ高品質な

ロボットフィギュアを提供し続けており、

国内外の多くのファンに支持され

愛され続けるブランドとなっています。

 

【メタルビルドの希少性】

 

メタルビルドの魅力は、その所有する喜びと同時に、

その希少性と価値の高さにもあります。

 

メタルビルドは、その各モデルが非常に高いクオリティを誇り、

コレクターや作品ファンの期待を超える完成度を実現しています。

 

細部にわたる精密な設計と卓越した塗装技術により、

メタルビルドのフィギュアは単なる玩具を超えた芸術品とも言える存在です。

 

しかし、その高いクオリティと人気のために、

メタルビルドの再販は稀であり、その希少性が高まっています。

これにより、中古市場ではメタルビルドの

フィギュアが高額で取引されることが多く、

特に人気モデルはプレミア価格がつくことも少なくありません。

コレクターたちは、限定的なリリースと再販の少なさを

理解しているため、購入のタイミングを逃さないよう

注意を払っています。

 

【メタルビルドを売るなら「グリスタ」へ】

 

このように、メタルビルドはその高い品質と希少性から、

中古市場でも高い価値を持つフィギュアブランドです。

購入するときだけでなく、手放す際にも

その価値を最大限に引き出すために、

信頼できる買取専門店を利用することが重要です。

 

もしお手持ちのメタルビルドを手放すことを検討されている場合は、

専門の買取業者に相談することをお勧めします。

 

当店こと「超合金買取専門店グリスタ」もそういった専門業者の一つです。

当店では、メタルビルドをはじめとする超合金フィギュアを

適正な価格で買い取っています。

 

貴方の大切なメタルビルドを、専門の知識と経験を持つ

スタッフが適正に評価し、公正な価格で買取を行います。

 

お持ちのメタルビルドの行く末に悩んでいる方は、

ぜひ一度グリスタまでご相談ください。

 

お手元のメタルビルドを手放すためのご相談や、査定の申し込みは

お電話、メール、LINEにて、いつでも無料で受け付けております。