こんにちは、超合金専門買取「グリスタ」からの買取商品のご紹介です。

今回は　ミクロマン　を買取りさせていただきました。

カテゴリ：ミクロマン
メーカー ：タカラ
商品名         ：ミクロマン　コスモカーシリーズ　ミクロ円盤UFO
アニメ名 ：ミクロマン
キャラクター名：

本日紹介するのは「ミクロマン　コスモカーシリーズ　ミクロ円盤UFO」!
真っ赤なメインボディが目印のレッドUFOバージョンです。
一部パーツの欠品等がありますが、コンディションは良好で
当時を思い出しながら手に取るにはうってつけのサイズ感です。

この品がお手に渡った方が
かつてミクロ円盤UFOをお持ちだった方でも憧れたまま大人になった方でも、
お手に取って当時の夢と希望が詰まった近未来の雰囲気を
味わっていただければと思います。

1970年代――日本の玩具史において、まさに革命と呼べる
一大潮流が巻き起こっていました。
その中心にあったのが、タカラ（現・タカラトミー）が送り出した
「ミクロマン」シリーズです。
全高10cmという小さなボディに高い可動性と
個性的なデザインを宿したこのシリーズは、
当時の子どもたちの心を鷲掴みにしました。

今回ご紹介するのは、そんなミクロマンシリーズの中でも
SFメカファンから根強い人気を誇る「コスモカーシリーズ」
に属するビークル――「ミクロ円盤UFO」です。
未来的な円盤型デザインと、フィギュア搭乗ギミックを備えた
この玩具は、当時の空想科学ブームと完璧にシンクロした夢のメカでした。

コスモカーシリーズとは

まず、「コスモカーシリーズ」について簡単にお伝えします。
これは1975年前後に展開されたミクロマン専用ビークル群で
宇宙空間での活動を前提とした架空の乗り物が
ラインナップされていました。
特徴は、ミクロマン本体をそのまま搭乗させることができる
プレイバリューの高さ、そして当時の技術で再現可能な
限界ギミックを詰め込んだ意欲的な設計です。

美しい造形とカラーリング

「ミクロ円盤UFO」の第一の魅力は、その近未来感あふれるフォルムです。
円盤型の機体は、当時の円盤ブームを意識したデザイン。
全体が丸みを帯びたフォルムながら、中央にそびえる
クリアパーツのキャノピーとその下に配置された
メタリックなボディは、絶妙なバランスで構成されています。

カラーは、爽やかでメカニカルな印象を与える「ブルータイプ」と、
鮮烈でエネルギッシュな印象の「レッドタイプ」の2種が存在。
どちらもミクロマンのカラーバリエーションと合わせやすく、
プレイ時の組み合わせにバリエーションが生まれました。

キャノピー部分は透明パーツで構成されており、
内部にはミクロマンを座らせるコクピットが
きちんと造形されています。操作パネルを模したモールドや、
シートのディテールなど、細部へのこだわりは当時としては
驚異的と言えるでしょう。

ミクロマンとの連携プレイ

このUFOの魅力を最大限に発揮するには、
やはりミクロマンとの連携が不可欠です。
コックピットにはミクロマンをそのまま座らせることができ、
まさに“一体化”した感覚で遊ぶことができます。

コスモカーシリーズの他のビークルと合わせて
宇宙戦隊ごっこを展開したり、基地玩具と組み合わせて
発進遊びをするなど、拡張性の高さも大きなポイントです。
ミクロマンシリーズは“シリーズで揃えると楽しさが倍増する”という
設計思想が貫かれており、「ミクロ円盤UFO」は
その象徴的なアイテムと言えるでしょう。

現在の価値とコレクターズアイテムとしての地位

この「ミクロ円盤UFO」、現在では非常に
貴重なコレクターズアイテムとなっています。

特に箱付き・完品であれば、市場価格は1万円台後半から
2万円台中盤にまで高騰。
未使用品やパーツ完備の状態であればプレミアが
付くことも珍しくありません。
また、カラーバリエーションの両方を揃えようと
するマニアも多く、収集のしがいのあるシリーズとなっています。

中古市場ではゼンマイの動作不良やミサイル欠品の個体も多いため、
購入の際は状態の確認が重要です。
ただ、それを差し引いても「当時物の存在感」は圧倒的。
コレクター魂を揺さぶる魅力が、この小さな円盤には詰まっています。

【ミクロマンの当時の評価】

これだけミクロマンを紹介していると、当時の子どもたちの
このシリーズへかける熱い想いを肌で感じますが、
「実際の人気はどうだったのか」疑問が湧いたので調べてみました。

1970年代の日本玩具市場は、キャラクター玩具と
テレビメディアの連動によって劇的な変化を遂げた時代であり、
「超合金シリーズ」や「仮面ライダーの変身ベルト」など、
アニメや特撮番組と連動した商品が爆発的な人気を誇っていました。
特にポピーの超合金シリーズは1974年に登場した
「マジンガーZ」を皮切りに金属素材と重厚な造形で注目を集め、
以降のキャラクター玩具のスタンダードを築き上げました。

また、ジャンボマシンダーのような大型フィギュアや、
仮面ライダーシリーズの変身ベルトなど
子どもたちが「テレビで見たヒーローになりきる」ことを
可能にする商品群が、玩具売上の上位を独占する傾向にありました。
こうした中にあって、1974年にタカラから登場した
「ミクロマン」シリーズは、テレビに登場しない
オリジナルキャラクターでありながら、まったく異なる
アプローチで市場に挑んだ意欲作でした。

ミクロマンの最大の特徴は、約10センチという小型サイズながら
全身にわたる高可動構造を備えていたことです。
子どもの手のひらにすっぽり収まるサイズに複雑なポージングや
アクションが可能な関節構造を搭載し、従来の人形玩具にはなかった
“動かして遊ぶ”楽しさを実現しました。
また、クリアパーツやメッキ加工など、ビジュアル的にも
先進的な要素が多く取り入れられており、
当時の子どもたちに未来的な印象を与える存在でした。
さらにミクロマンは本体だけでなく、専用ビークルや基地、
パワードスーツといった多彩な拡張アイテムが次々に展開され
それらを組み合わせることで、自分だけの遊びの世界を構築できる
高い拡張性が支持を集めました。
これは単体のキャラクターに依存しない
「システム玩具」の先駆けともいえる構造であり、
後の「ダイアクロン」や「トランスフォーマー」シリーズにも
引き継がれていくことになります。
販売面においては、やはり当時のテレビと連動した
キャラクター玩具ほどの爆発的ヒットとはならず、
超合金シリーズや変身ベルトと比較すると
控えめな売上にとどまっていたと考えられますが
それでもミクロマンは一定の人気を保ち、
独自のポジションを築いていきました。

特に遊びの自由度と組み合わせによる
想像力の発揮という点で、ミクロマンは
他の玩具にはない魅力を持っていたため
結果として長期的なファン層の形成にも成功しています。
海外展開においても、ミクロマンはアメリカで
「Micronauts（マイクロノーツ）」として展開され、
スター・ウォーズフィギュアよりも早く3.75インチサイズの
可動フィギュアというカテゴリを確立し、国際的な成功を収めました。
これは、日本発のオリジナル玩具がアメリカ市場で認められた
最初期の例としても注目されます。
1970年代における玩具業界の中でミクロマンを相対的に評価すると、
売上という短期的な数値でこそ他の主流玩具に譲る部分はあったものの
コンセプトや設計思想、そして将来への影響力という観点では
むしろ他の人気玩具を上回る革新性を持っていたといえるでしょう。

テレビと無関係でも成功できるという前例を作ったという点で、
ミクロマンの意義は大きく、現代の玩具業界にも
その系譜が色濃く残っています。
こうした点からも、ミクロマンは1970年代という
競争の激しい玩具市場において、売上を超えた文化的価値と
先進的な発想によって今もなお高い評価を受ける存在なのです。

【グリスタについて】

グリスタは超合金ホビーの中古買取専門店です。

超合金ロボットフィギュアを専門に、その多岐にわたる様々な超合金の商品を買取しています。

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[買取アイテム]
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MAX合金、ブレイブ合金、:ダイナマイトアクション! 、メタル・アクション、群雄（GN-U）－「鋼」など

[対象アニメ]
ガンダムシリーズ、マクロスシリーズ、装甲騎兵ボトムズ、メガゾーン２３、機動警察パトレイバー、

バブルガムクライシス、戦国魔神ゴーショーグン、銀河旋風ブライガー、銀河烈風バクシンガー、

超獣機神ダンクーガ、銀河疾風サスライガー、宇宙戦士バルディオス、獣装機攻ダンクーガノヴァ

マジンガーZ、超者ライディーン、大鉄人17、創聖のアクエリオン、超電磁ロボ コン・バトラーV、

UFOロボ グレンダイザー、大空魔竜ガイキング、ゲッターロボシリーズ、新世紀エヴァンゲリオン、
無敵超人ザンボット3、鉄人28号、超電磁マシーン ボルテスV、伝説巨神イデオン…………

 

[対象メーカー]

バンダイ、永大、ユニファイブ、ブルマァク、フジホビー、ウッド、タカラトミー、タケミ、中嶋製作所、

タカトクトイス、クローバー、ヨネザワ、野村トーイ、アーク、丸越、K.K.プラモデル、イマイ、

ウイルビィ、マックスファクトリー、シーエムズコーポレーション、エヴォリューショントイ、やまと

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