博麗霊夢
『博麗霊夢(はくれいれいむ)』とは『東方Project』における主人公の一人。
『東方Project』の舞台である幻想郷の結界の管理と妖怪退治を生業とする博麗の巫女。
テーマ曲
- 東方妖恋談:「東方夢時空」(旧作)
- Witching Dream:「東方幻想郷」(旧作)
- 少女綺想曲 ~ Capriccio:「東方幻想郷」(旧作)
- 二色蓮花蝶 ~ Ancients:「秋霜玉」(西方Project)
- 二色蓮花蝶 ~ Red and White:「蓬莱人形 ~ Dolls in Pseudo Paradise」収録
- 少女綺想曲 ~ Dream Battle:「東方永夜抄」
- 東方妖恋談(アレンジバージョン):「東方萃夢想」「東方緋想天」「東方非想天則」
- 少女綺想曲 ~ Capriccio:(アレンジバージョン):「東方萃夢想」
- 春色小径 ~ Colorful Path:「東方花映塚」
- 二色蓮花蝶 ~ Ancients:(アレンジバージョン):「東方非想天則」
- 春色小径 ~ Colorful Path:(アレンジバージョン):「東方心綺楼」
- 二色蓮花蝶 ~ Red and White:(アレンジバージョン):「東方深秘録」
概要
「幻想郷」と外の世界の境に位置する「博麗神社」と呼ばれる神社の巫女。
『東方Project』の、「東方文花帖」・「ダブルスポイラー」・「妖精大戦争 ~ 東方三月精」・「弾幕アマノジャク」を除く全てのシリーズ作品で、主人公もしくはそれに準ずる自機として出演。
自機及びボスとして同時出演している作品もある。
おまけテキストを含むなら「文花帖」にも出ており、「ダブルスポイラー」では自機ではないがLvEXの被写体として登場。「弾幕アマノジャク」では八日目のボスとして登場した。
第1作「東方靈異伝」には、もう一人の主人公である『霧雨魔理沙』が居なかったため、霊夢は登場回数最多を誇る看板キャラクターである。
ゲームのアイコン役は毎回魔理沙が担当し、ゲームタイトル画面は毎回霊夢が担当している。
外見
作品ごとに細かな衣装は異なるものの、袖が無く、肩・腋の露出した赤い巫女服と後頭部に結ばれた模様と縫い目入りの大きな赤いリボンがトレードマーク。
なお、髪型も作品ごとに異なるため、ストレート/ウェーブ、ロング/ショートなど描く人の好みに委ねられる。
スカート、袖、リボンなどヒラヒラした部分が多いので、小さく描いてもよく映える。
因みにこれらの衣服や道具は毎回『森近霖之助』に作ってもらっている。
身長は、成長期の10代前半の少女として「やや高」のグループである。
性格
性格は単純だが裏表が無い。
喜怒哀楽が激しく、人間・妖怪を問わず惹き付ける不思議な雰囲気の持ち主。
全ての物事に対して一生懸命取り組むことを嫌うのは、努力が報われることなど信じていないからである。
人知れず努力を重ねて能力を獲得しているもう一人の主人公・霧雨魔理沙とは対照的である。
普段は幻想郷の端っこから、幻想郷の空を見つめつつ、お茶でも飲むのが日課である。暢気で危機感に欠ける。
霊夢自身は人間にも妖怪にもさほど興味はなく、「誰に対しても仲間として見ない。周りに沢山人間や妖怪が居たり、一緒に行動を行っても、常に自分一人である。実は冷たい人間なのかも知れない」と設定されている。
だが、妖怪退治が仕事である為、妖怪に対しては多少厳しいポーズを取っている。
また普段は暢気であるが、異変解決の仕事中は立ちふさがる者に対して容赦はしない。
妖怪はもちろん、例えそれが人間であろうが神様であろうが宇宙人であろうが、霊夢は関係なく退治してしまう。
ついでにただの通りすがりの妖怪も退治してしまうが。
その姿勢のためか特に力の強い妖怪に好かれやすく、弱い妖怪や妖精からは恐れられる。
これらの設定を見ると、クールな性格という印象を受けるかもしれない。
ただ、ゲーム本編以外の日常風景に目を向けると、EDでしばしば行われる神社での宴会の様子、また「三月精」や「香霖堂」では魔理沙や霖之助などと親しげにしている様子がよく見られることから、設定を一見すると疑問を覚えるというファンもいるようである。
「東方地霊殿」にて彼女の心を読んだ『古明地さとり』によれば、『八雲紫』のことは信用しているらしい。
「東方三月精」では、紫からもらったタラの芽を天ぷらにして魔理沙と夕飯にしている。
負けると後がない為に本気を出さないという『アリス・マーガトロイド』の性格は霊夢に似ているという。
また「三月精」にて霊夢が行った「鷽替神事」という、今までに吐いた嘘を啄むという鳥が集まってくると云うものでは、鷽に啄まれない霊夢やアリスは嘘をあまり吐かない性格といえるかもしれない。
能力
空を飛ぶ程度の能力
文字通りの能力。
ゲームの登場キャラは全員空を飛ぶので、持ってて当たり前の能力。
旧作では自分で空を飛ぶことができなかったという経緯もあるので、Windows版の初期の頃はやっと飛行ができるようになったということを示しているのではと思われる。
しかしこれは旧作を考慮しているため、無視しても問題無い。
最近では、霊夢のこの能力はもっともっと広い意味を持っており、その場の雰囲気に左右されにくい、あらゆるものに縛られないという概念的なものであるとの事。
その他にも能力を持つが、仔細が不明なものばかりなのでここでの記述ははぶく。
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