山中 さわ子

けいおん

山中 さわ子(やまなか さわこ)

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声は「真田アサミ」さん。

「桜が丘高校」の音楽教師で「吹奏楽部」兼「軽音部」の顧問。

唯たちが3年生のときは唯たちのクラス担任を持っている。

1月31日生まれの水瓶座。

学生時代から眼鏡を着用しており、楕円レンズのフレームレスを常用しており、学生時代は和と同じ赤いアンダーリムを着用していた。

「桜が丘高校」の卒業生であり、在学中は「軽音部」に所属していたため、部員達にとっては先輩でもある。

愛称は『さわちゃん』。

』に突発的に『さわちゃん』と呼ばれて以来、その呼び名が定着した。

だが、『さわ子』本人は自身のイメージ悪化を懸念して『さわちゃん』と呼ばれることを不満に思っている。

たちから「軽音部」の顧問になるよう頼まれた際、最初はすでに「吹奏楽部」の顧問をしていることを理由に断ったが、在学時は「軽音部」に所属してメタルをやっていた。

その秘密の過去を唯達に知られてしまい、口止めをさせるために、顧問になることを承諾。

やがて放課後に「軽音部」で出されるお菓子とお茶を目的に部室へ入り浸るようになり、すっかり唯たちとは同年代の友達同士であるかのように親しく接する様になった。

ただし、それ以外の場所ではきちんと生徒と教師という関係のけじめはつけている。

 

唯たちのバンド名「放課後ティータイム」は、なかなかバンド名を決められない部員達に痺れを切らして彼女が命名したものである。

「highschool」でも引き続き顧問を務め、梓たちのバンド名『わかばガールズ』も勝手に命名する。

 

美人で表向きは物腰が柔らかいため生徒から人気がある。

これは「先生になったらおしとやかなキャラで通す」と心に決めていたためであり、実際は非常に子供っぽくて怠惰で、かつエキセントリックな性格の持ち主。

またギターを持ったりメガネを外すと、メタルをやっていた時代のキャラクターに豹変し、目つきも穏やかなものから鋭いものに変わる。

一応は教師としての体裁を気にしているが、結局は軽音部員達のノリに乗って遊んでしまうこともしばしばで、場合によってはお茶とお菓子を餌にいいように誘導されてしまうほど。

修学旅行時は、唯たちの部屋でおしゃべり、そのまま一緒に寝てしまうということもあった。

 

在学中のバンド名は「DEATH DEVIL」。

バンドでは『キャサリン』の愛称で呼ばれており、リードギターとヴォーカルを担当していた。

ギターの演奏技術は非常に高く、タッピング・歯ギターなどを軽々とこなすほど。

本人は「ブランクはあるけど今の唯ちゃんよりはうまい」程度と謙遜しているが、教師になってからも音楽に関わっていることで、その腕前は衰えていない。

アニメ1期では、学園祭でエピフォン製の白のフライングVを弾いて見せた。

さらに、アニメ2期では一度は固辞したものの、友人の結婚式2次会の場で自らの内なる衝動を抑えられずに「DEATH DEVILのキャサリン」としての勇姿を披露。

その結果大多数の生徒に自身の本性がバレたものの、むしろ「格好良かった」と好意的に受け入れられた。

 

教師になった理由は高校の時に想いを寄せていた男性の「先生になりたい」という夢に合わせて自分も志したため。

また初恋の男性のタイプが「ワイルドな女性」であったため、彼が理想とするような女性になろうとメタルを始めた。

だが、突き詰め過ぎてデスメタルに脱線してしまい「やり過ぎ」とドン引きされて失恋した過去がテレビシリーズで語られている。

 

趣味は自作のコスプレ衣装を部員に着せることで、『唯』と『』はノリノリで着ることが多いが、他のメンバーには大抵は嫌がられている。

だが、唯たちが3年生の文化祭ライブでサプライズとして作った衣裳のTシャツは軽音部全員から好評であった。

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