HMX-17a イルファ
イルファとは、「ToHeart2」に登場するキャラクターである。
CVは「萩原えみこ」さん。
11月26日ロールアウト。
来栖川重工(来栖川エレクトロニクス)のメイドロボット。
『姫百合珊瑚』がソフトウェア設計した、「ダイナミック・インテリジェンス・アーキテクチャによる、人を愛する心が備わっている。
ボディーは量産機HM-16「リオン」のカスタム化したものが流用されている。
珊瑚からは「いっちゃん」と呼ばれており、『HMX-17c シルファ』・『HMX-17b ミルファ』とは姉妹機。
元は3体ともロボサッカー専用ロボットだったらしく、運動性能に優れている。
珊瑚がかつての自身の為に、友人を失った双子の妹『琉璃』の為に制作したメイドロボである。
正確には珊瑚が作ったのは人格(OS)で、ボディは来栖川重工製。
メイドらしい礼儀正しいく、従順な性格。
かつての瑠璃の行動に深い恩を感じており、拒絶されても恩に報いようとするなど一途で献身的。
その分、瑠璃に悪さしようとする人間には容赦がなく、妹達が悪いことをしたときには厳しく対応することもある。
責任感が強い半面、思い込みが激しい一面があり、OVAでは、妄想癖があるような描写もみられた。
本作では前作『To Heart』の要素は出来る限り払拭するという方針から当初メイドロボは登場しない予定であったが、原画の「みつみ美里」さんの強い要望によって実現したという。
『XRATED』では珊瑚、瑠璃との4Pという形でアダルトシーンが存在する。
『PS3版』『XRATED』『AD』などの公式HPのキャラクター紹介では扱われていない。
ADにおいて
妹であるミルファ、シルファの保護者的な立ち位置で登場。
妹達をビシバシ指導する。貴明をやたらとヘタレ呼ばわりしたり、何か企んでいるような描写が見られるため、一部では「腹黒イルファ」とも。
人気の方は、AD発売後の投票では、2009年が9位、2010年が10位。得票数は『春夏』といい勝負をしている。
個別ルートについては、ADのコンセプトはサブキャラをメインに据えるというものだが、イルファには個別ルートは存在しない。
メーカーのコメントには、「会議の場には出ましたが、イルファは瑠璃・珊瑚シナリオで1つの結末を迎えていたので、それ以外の結末を用意するのはおかしな話だろうと、候補から外れてしまったんです。」とある。
FINAL DRAGON CHRONICLE
『FINAL DRAGON CHRONICLE』ではメインキャラクター以外で唯一パーティーキャラクターとして登場している。
また同作では事件の黒幕的存在でラスボスとして登場しており、『ToHeart2』『AD』などで彼女がメインキャラクターとして扱われなかったことなどが、彼女が事件を起こした理由となっている。
貴明や妹たちからは「壊れた」と評される。
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