戦場ヶ原 ひたぎ ~蟹に行き遭った少女~
【名前】 戦場ヶ原 ひたぎ(せんじょうがはら ひたぎ)
【声】 斎藤千和
身長:165cm、体重50kg。
体重は「ひたぎクラブ」 で5kgになっていた体重が戻った際、近くにいた『阿良々木暦』にも同じだけ重量が追加され、55kgから100kgに増加したことからの逆算。
その後別のエ
ピソードで自らの体重を「40キロ台後半強」と強く主張している。
髪は腰まで伸ばしており、冷たい印象ながらも儚げな雰囲気を持ち、見た目だけなら「深窓のお嬢様」。
シリーズ中に髪を切り、ショートカットにしている。
【性格】
毒舌で異常に攻撃的で嫉妬深く、独占欲が強いが、愛情深く、友情にも熱い。
『羽川 翼』が廃ビルで野宿した際には、涙をボロボロこぼしながら『翼』を叱りつけるなど、その情の深さが描かれている。
【登場シリーズ】
初登場は「ひたぎクラブ」。
「ひたぎクラブ」「ひたぎエンド」「こよみフラワー」「ひたぎランデブー」のメインキャラクター。
【キャラクター】
ツンデレを自認している。
だが、恋人たる『阿良々木 暦』によると「デレないので、ツンデレというよりツンドラ」。
メインヒロインではあるが、出番の全くない話も少なからずあり、 素行の悪さも併せて「名ばかりヒロイン」「ヒドイン」などと自虐することも多い。
誕生日は7月7日の蟹座。好きな小説家は夢野久作。
成績優秀で教科書類は全部暗記しており、3年生5月時点での偏差値は74。
中学生の頃は 陸上部のスターで性格も明るく、バスケットボール部のスターだった後輩の『駿河』と合わせて「ヴァルハラコンビ」と 呼ばれていた。
『ヴァルハラコンビ」とは、『神原駿河』の「ばる」と『戦場ヶ原』の「はら」、さらに“神”々の“戦場”というヴァルハラの要素をかけたもので、名付けたのは『駿河』。
本性は相当な毒舌家。
ホッチキスやカッターナイフを 初めとした文房具を大量に常備し、怪異の影響下にあった頃は体重を人並みに見せかけるための重しや武器として使っていたが、「するがモンキー」の頃には持 ち歩かなくなった。
「まよいマイマイ」で『暦』に告白して正式に交際を始める。
恋仲になっても相変わらず毒舌だが、実際は『暦』に深い信頼と愛情を抱いており、セ リフの端々にもそのことが感じられる。
異常に攻撃的で嫉妬深く、独占欲も強いが、『駿河』には寛容に振舞う。
後述の理由による貞操観念の高さとは裏腹に、性表現では『駿河』の師であり彼女以上に際どい発言をすることもある。
ただし本人によると「(駿河を)エロに引き込んだが変態に引き込んだ覚えはない」との事。
「かれんビー」と「つきひフェニックス」の間に過去の自分にけじめをつけ、髪を短くし、『暦』に対して過剰なまでにデレる(暦によると「ツンドロ」)ようになり、『暦』を携帯電話の恋人割引に加入させるなどバカップルぶりを披露し、『暦』や『翼』に対して毒舌を披露しなくなった。
「ひたぎランデブー」で暦がホワイトデーに何のプレゼントやサプライズを用意していな かったことを理由に絶対服従を要求し、服従の内容として暦に自分を「ひたぎ」と呼び捨てにさせる。
その時から自分も暦のことを「暦」と呼び捨てにした。
しかし毒舌家であることは変わらず、高校卒業後はより過激になり、再び暦に対してもふるうようになった。
母親が悪徳宗教団体に入信したことから、中学卒業間際に教団幹部から強姦されそうになり、そのことをきっかけに「おもし蟹」に行き遭った。
その後、『泥舟』等5人の詐欺師に立て続けに騙されたことから攻撃的かつ用心深い人格が形成された。
かつては、豪邸に住む程の裕福な家庭だったが、上述の理由で莫大な借金を抱え、両親は離婚。
現在は安賃アパート『民倉荘』で、父親と二人暮らし。
『萌え』の上級である『蕩れ』の発案者でもある。
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